2006年 11月 12日
いちお今日の感想など |
コンクールの1次予選を聞いています。当然かもしれないのですが、今日出場した15名は、非常に上手かったです。
平均律はあまりよく知らないし、皆さん甲乙つけがたいほど上手なので、上手く聞いているか微妙ですが、以下に私の個人的な感想を書きます。
今日気に入った人
クセニア・モロゾバ(ロシア)
高松でも気に入ったロシア人。モスクワ音楽院。21歳。
自滅気味なテンポのバッハでキズを出したり、ワルトシュタインもちょっと雑だったりするので、通るか微妙ですが、ピアニストとしてはこの人が一番気に入りました。音色が美しいし、音楽の作りがよいです。
アレクセイ・ゴルラッチ(ウクライナ)
18歳の少年。爆音とテクで押し切るイメージですが、なかなか音楽を作ろうとしていて好感があります。英雄ポロネーズの音の出し方は、やや特徴があるけれど、スケールの大きさが出たと思います。
チョン・ジェウォン(韓国)
今日一番で弾いた人。正統的だと思うけれど、音も綺麗だし、ダイナミックだし、とてもよかったです。個性とオーラは上記モロゾバに負けるかもしれないけれど。
客にウケてた個性派たち
ワン・チュン(中国)
体育会系少年。16歳。バッハもベートーベンも、作りが若いんですが、体育会系らしく、がっしりした音です。16歳ながら体格もピアニスト向き(笑)
圧巻はハンガリー狂詩曲の2番。音楽の構成は、マツーエフにやや似た、前のめり連続攻撃系。爆音を鳴らしており、会場は盛り上がってました。自分的には体育会系アクロバットは嫌いではないけれど。
ジン・ハンウェン(中国)
上記のワン君にはかなわないけど、こちらもガンガン鳴らしてました。ワルトシュタインもバラード1番もかなり高速で弾いていましたし。フォルテもすごい。そういうとこはいいんですが、全体的には自分の好みと違います。
その他:
オレシア・トゥトバ(ロシア)
この日1人だけカワイを選択。ネルセシアン先生門下生。
よくわからないのですが、最初はペースがあがらなかったように聞こえました。グリンカの途中から自分のペースでよい演奏が出来たような気がしたのですが、どうなのでしょう。
ミ・ヨン・イ(ニュージーランド)
ものすごい笑顔。バラード2番は、笑顔に見合う強烈な主張でアジタートの前を盛り上げました。個人的にはアジタートから、もっと、怒涛の連打を見せて欲しかったです。ともあれ、お辞儀の笑顔。
崎谷明弘、ワン・チュン
ハンカチで額の汗をふいたのは、この2人だけ。やっぱりハンカチで額を拭くのがよいです(笑)
日本人の五島さんも、安定感抜群で上手でした。
明日の楽しみ
- 前山さん登場。このブログに来て下さる、前山さんファンクラブの皆さんぶんも応援しておきます。
- バラード4番。個人的に今お勉強中なので、4回も聞けるなんてものすごく楽しみ
- アルタ・アルニカーネさん。なんと、ラトビアのピアニスト。ラトビア友好委員として応援です。
- その他、ロシア3人、ウクライナ1人。わー素敵。
ところで、私はチケット持ってるのですが、急用が入りそうで、2次予選は見られなくなったかもしれないのです。明日は楽しもう・・・。
平均律はあまりよく知らないし、皆さん甲乙つけがたいほど上手なので、上手く聞いているか微妙ですが、以下に私の個人的な感想を書きます。
今日気に入った人
クセニア・モロゾバ(ロシア)
高松でも気に入ったロシア人。モスクワ音楽院。21歳。
自滅気味なテンポのバッハでキズを出したり、ワルトシュタインもちょっと雑だったりするので、通るか微妙ですが、ピアニストとしてはこの人が一番気に入りました。音色が美しいし、音楽の作りがよいです。
アレクセイ・ゴルラッチ(ウクライナ)
18歳の少年。爆音とテクで押し切るイメージですが、なかなか音楽を作ろうとしていて好感があります。英雄ポロネーズの音の出し方は、やや特徴があるけれど、スケールの大きさが出たと思います。
チョン・ジェウォン(韓国)
今日一番で弾いた人。正統的だと思うけれど、音も綺麗だし、ダイナミックだし、とてもよかったです。個性とオーラは上記モロゾバに負けるかもしれないけれど。
客にウケてた個性派たち
ワン・チュン(中国)
体育会系少年。16歳。バッハもベートーベンも、作りが若いんですが、体育会系らしく、がっしりした音です。16歳ながら体格もピアニスト向き(笑)
圧巻はハンガリー狂詩曲の2番。音楽の構成は、マツーエフにやや似た、前のめり連続攻撃系。爆音を鳴らしており、会場は盛り上がってました。自分的には体育会系アクロバットは嫌いではないけれど。
ジン・ハンウェン(中国)
上記のワン君にはかなわないけど、こちらもガンガン鳴らしてました。ワルトシュタインもバラード1番もかなり高速で弾いていましたし。フォルテもすごい。そういうとこはいいんですが、全体的には自分の好みと違います。
その他:
オレシア・トゥトバ(ロシア)
この日1人だけカワイを選択。ネルセシアン先生門下生。
よくわからないのですが、最初はペースがあがらなかったように聞こえました。グリンカの途中から自分のペースでよい演奏が出来たような気がしたのですが、どうなのでしょう。
ミ・ヨン・イ(ニュージーランド)
ものすごい笑顔。バラード2番は、笑顔に見合う強烈な主張でアジタートの前を盛り上げました。個人的にはアジタートから、もっと、怒涛の連打を見せて欲しかったです。ともあれ、お辞儀の笑顔。
崎谷明弘、ワン・チュン
ハンカチで額の汗をふいたのは、この2人だけ。やっぱりハンカチで額を拭くのがよいです(笑)
日本人の五島さんも、安定感抜群で上手でした。
明日の楽しみ
- 前山さん登場。このブログに来て下さる、前山さんファンクラブの皆さんぶんも応援しておきます。
- バラード4番。個人的に今お勉強中なので、4回も聞けるなんてものすごく楽しみ
- アルタ・アルニカーネさん。なんと、ラトビアのピアニスト。ラトビア友好委員として応援です。
- その他、ロシア3人、ウクライナ1人。わー素敵。
ところで、私はチケット持ってるのですが、急用が入りそうで、2次予選は見られなくなったかもしれないのです。明日は楽しもう・・・。
by ymtokyo
| 2006-11-12 22:37
| ピアノ