ミニスルタノフ祭り

昨日、有志が集まって、私の家でスルタノフ映像の鑑賞会をしました。我が家はとても狭いので、ほんの数名しかご参加出来ず申し訳ありません。スペシャルゲストも交え、素晴らしいひと時でした。

ヴァン・クライバーンコンクール、ショパン・コンクールを中心とした、スルタノフの映像を鑑賞しました。これまで収集した雑誌資料などを回しながらも、雑談少な目で、じっくりと勉強した1日でした。5時間ほどでしたが、あっという間でした。（残念なことは、私に、「招待する」能力が欠けており、あまりくつろいでいただけなかったところです。今後勉強します！）

私自身も、これらの映像は特別な機会のみ見るようにしようと思っているため、それほど見ているわけではないのですが、やはり見るたびにいろいろと感じるところや学ぶところがあります。
全体的に思うのは、自分にはまだまだスルタノフの奥深い魅力を理解する能力がないのだということで、やはり自分で作品を弾かないことには、何もわからないんだなと思いました。その中でも、演奏の姿勢や、左手の作り方や、独特のリズムなど、盗みたいところがたくさんあります。
スルタノフを啓蒙する立場として、もっと自分自身がスルタノフの魅力を客観的に理解し、それを伝えられればよいのにな、とも思います。

ショパンコンクールの映像を見て思うのは、やはり本選のコンチェルト2番は、残されたスルタノフの録音の中でも、ベストパフォーマンスの１つと言ってもよく、スルタノフの長所が見事にあらわれた100年に1度の歴史的好演だと思います。

その他、いろいろと、私の自己満足にお付き合い下さった皆さん、ありがとうございます！いくつか、実行中の企画などもありますが、スルタノフ啓蒙のためまだまだ頑張ります！